浅草 酉の市

市で食べる(懐かしい味、屋台の味)

しん粉細工の飴やさん

江戸時代さながらのいでたちで、握りばさみ一丁を魔法のように動かすと、愛らしい細工飴が生まれます。舐めてしまうのはもったいないほど。

江戸いり豆

うっすら塩味のついた赤えんどう豆をガラガラと煎りながら売っています。煎りたてのほかほかをポリポリ食べるのもいいし、人肌の豆をつまみに熱燗でキュッとやるのもオツなもの、と密かなファンもいるようです。

本場中国のネギ餅やマントウ

本場中国のネギ餅やマントウ、それに定番の焼きそばや、たこ焼きさえ一味違う美味、お試しください。

あちらこちらで屋台の居酒屋が店開き。やきとり、おでん、煮込み、大きな鍋から湯気が上がり、祭りの賑わいがほろ酔いをなお心地よくしてくれます。ちょいと裏通りをのぞいてみてください。屋台がたくさん出ています。

※祭りの露店、屋台の場所は毎年確定していませんので、あえて地図には明記していません。

2.威勢良い熊手商さんとの駆け引きを楽しもう

笑顔の商談の首尾はいかに

お気に入りの熊手屋さを見つけて店の前に立つと、すぐに威勢のいい掛け声が飛んできます。ここでたじろいではいけません。まず、予算より少ない額を言ってみます。熊手屋さんはきっと、あなたが欲しいなと思った熊手より小さい物をすすめてくるはずです。
さてそこからが、酉の市名物「熊手の商談」、熊手屋さんとお客さんとの笑ったり騒いだり、あの手この手のバトルの始まりです。骨董市やフリマのつもりで駆け引きを存分に楽しんでください。

3.商談を決め、粋な「だんな」になりきろう

交渉が成立したお客さんに開運の酒をふるまう店もあります。

いよいよ商談も大詰め、どれだけ値切れるかは腕次第です。うまくいけば熊手屋さんの気っぷのいい「まけた、まけた」の声が聞けるかもしれません。でも、昔は値切った分だけ「ご祝儀」として店においてくるのが粋な熊手の買い方とされていました。
買った(勝った)まけた(負けた)と言い交わして商談を楽しんだ後、お客はご祝儀を出してちょっとしたお大尽気分を味わい、熊手屋さんはご祝儀をいただいてより儲かった気分を味わったのです。

4.家内安全、商売繁盛の手締めは思い切り威勢よく

全員で威勢の良い手締め

求めた熊手はお店の中央にかかげましょう。周りに集まった熊手屋さんの威勢のいいかけ声で、手締めとなります。「家内安全・商売繁盛」と大勢で手を打つ瞬間は最高です。
熊手とともに来年の福を手に入れたお客さんと、差し上げた熊手屋さん、お互いに「有り難うございました」の言葉とともに笑顔がこぼれます。

5.熊手は高くかかげて持ち帰ろう

大きな福をかき込むように熊手を高くかかげて意気揚々と帰ります

帰りは、来年の酉の市までの1年間、より大きな福をかき込んでくれるように願って、熊手を正面に向け高くかかげて歩きましょう。また、毎年のご贔屓さんとして馴染みになった店では、入山(お客の名前を江戸文字で書き上げた札)を差してもらえます。

6.小さく可愛い熊手も勢揃い

ご御贔屓さんの熊手に差す入山
インテリア小物にもなるかわいい熊手

翌年には前年に買った熊手を納めに来ましょう。酉の寺長國寺では納められた熊手を、ていねいに浄めています。

熊手は商売をしている人が求めるものと思われがちですが、最近では和風小物などとして使うデザイン熊手も多種あります。じっくりのぞいてみて下さい。

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